Appleギフトカードを贈り物でもらったり、キャンペーンで手に入れたけど、使い道に困っている方もいるでしょう。
Appleギフトカードは、Apple関連のサービスや製品の支払いにしか利用できません。
- Apple製品やアクセサリの購入
- AppleStoreでアプリやゲームの購入や課金
- iTunes Storeで音楽や映画、電子書籍を楽しむ
- iCloudストレージの月額料金を支払う
- Apple MusicやApple TV+などのサービスに充てる
- その他の有料コンテンツやLINEスタンプ購入
Appleギフトカードの使い道がない場合は、専門の買取サイトで現金化するのがおすすめです。
換金率100%とはいきませんが、現金にすることで利用できるサービスや購入品の幅が広がります。
Appleギフトカードは、iPhone等の製品購入やアプリ、iCloud等のサブスク支払い、LINEスタンプ購入などに幅広く利用できます。もし使い道がない場合は、専門の買取サイトで現金化も可能です。ただし、一度Apple IDにチャージすると換金は不可となるため、現金化を検討する際は絶対にチャージ前に行うよう注意が必要です。
Appleギフトカードの使い道10選
Appleギフトカードは、Apple Account残高としてチャージすることで、Appleが提供するさまざまな製品やサービスの支払いに使えます。
金額の大きさで使い分けるのがおすすめ!
- 少額ならサブスクや電子書籍がおすすめ
- 残高が数百円から数千円程度で「中途半端に余っている」という人向け
- サブスクリプションの一番安いプランやアプリ内課金、電子書籍の購入など
- 大きな金額ならApple製品やアクセサリ購入がおすすめ
- 数千円から数万円の残高があるという人向け
- AppleのオンラインストアやApple Storeアプリでの製品・アクセサリ購入など
具体的に何ができるのか、11の使い道を詳しく解説します。すべてApple内で使えるものですので、自分に合うものがあるか確認してみてください。
製品・アクセサリの購入(オンライン/Apple Storeアプリ)
AppleのオンラインストアとApple Storeアプリでは、iPhoneやiPad、Mac、Apple Watch、AirPodsなどのApple製品、そして純正アクセサリの購入にAppleギフトカードが利用できます。
また、Apple WatchやAirPods、ケース、充電器などの周辺機器の購入にも充てることが可能です。
購入の流れはシンプルです。Apple IDにサインインした状態で商品をカートに入れ、決済画面に進むと、自動的にApple Account残高が支払いに使われます。
残高が購入金額より少ない場合は、不足分が登録済みの支払い方法に請求されます。
カードが複数枚ある場合は、合算することもできます。
アプリの購入・アプリ内課金
App Storeでの有料アプリの購入や、アプリ内課金にそのまま残高を使えます。
日常のタスク管理アプリ、画像編集ソフト、語学学習アプリ、または人気のRPGやパズルゲームなど興味関心に合わせて幅広く選べます。
ゲーム内の通貨やアイテム、追加コンテンツの購入など、少ない金額での支払いならおすすめ。
課金を行う際は、残高が優先的に使われます。頻繁に課金する方や、便利な有料アプリを試してみたい方にとって使いやすいと思います。
Apple TVアプリのレンタル・購入・サブスク
Apple TVアプリでは、映画やドラマのレンタル・購入・サブスクに残高を使えます。
- Apple TV+(980円/月)
- 7日間無料トライアルあり
- Apple製デバイス購入で3か月無料オファーあり
- Apple One個人プラン(1,200円/月)
- Apple Music+Apple TV(旧TV+)+Apple Arcade+iCloud+ 50GB のセット
- Apple Oneファミリープラン(1,980円/月)
- Apple Oneセットを家族で共有可(ファミリー共有対象)
レンタルは視聴期間が限定されますが数百円台から利用でき、購入すればいつでも何度でも視聴可能です。
一度購入すればオフラインでも視聴できるので、いつでもどこでも楽しめるのがメリット。
最新作から名作まで幅広いラインナップがあり、少額でも十分に活用できます。
映画やドラマをよく観る方にとっては、残高の消化先として最適です。
音楽の購入(iTunes Store)
iTunes Storeでは、単曲やアルバムの購入に残高を使えます。
サブスクリプションではなく、買い切りで音楽を所有したい方向けです。
購入した楽曲は自分のライブラリに永続的に追加され、いつでも聴くことができます。お気に入りの楽曲を手元に置きたい場合に便利です。
Apple Music(サブスク)
- 学生(580円/月)
- 個人(1,080円/月)
- ファミリー(1,680円/月)
Apple Musicの月額料金の支払いに残高を使えます。個人プランは月額1,080円で、1億曲以上の楽曲が聴き放題になる音楽ストリーミングサービスです。
登録や継続のタイミングで、残高が優先的に使われます。
数ヶ月分の料金を残高でまかなうこともできるため、少額から中くらいの金額でも使いやすいです。
Apple Arcade(サブスク)
Apple Arcadeの月額900円に残高を使えます。
200以上のゲームが広告なし、追加課金なしで遊び放題になるサービス。
さまざまなジャンルのゲームを制限なく楽しめるため、ゲーム好きの方におすすめの使い道です。
Apple Books(電子書籍)
Apple Booksでは、電子書籍やオーディオブックを1冊ずつ購入するのに残高を使えます。コミック、小説、実用書など、幅広いジャンルが揃っています。
価格は作品によって異なりますが、数百円から購入できる作品も多く、少ない金額でも使いやすいです。
最新の価格はApple Booksのストアで確認できます。
iCloud+(容量追加)
- 50GB:(150円/月)
- 200GB:(450円/月)
- 2TB:(1,500円/月)
- 6TB:(4,500円/月)
- 12TB:(9,000円/月)
iCloud+のストレージ容量追加プランの支払いに残高を使えます。
一番安い50GBプランは月額150円から利用でき、写真やバックアップのデータが増えてきた方に便利な選択肢です。
容量は50GB、200GB、2TBなど段階的に用意されており、必要に応じてプランを選べます。
iTunes Match
iTunes Matchは、CDから取り込んだ楽曲を含む音楽ライブラリをiCloudにマッチング・アップロードできるサービスです。個人のミュージックライブラリを作るもので年額3,980円の利用料の支払いに残高を使えます。
自分の音楽コレクションをクラウドで管理したい方向けのサービス。
取り込んだ音楽は様々なデバイスからいつでも聞けるので便利です。
LINEスタンプ・コインなどiOS内課金での使い方
iOS上で外部サービスのアイテムを購入する際、アプリ内課金として処理される場合があります。
この場合、最終的にApp Store決済となり、Apple Account残高が使われます。
例えば、LINEアプリ内でLINEコインを購入する際、アプリ内の購入画面でAppleの決済に切り替わる場合は、残高が先に使われます。
スタンプや絵文字、着せかえなどの購入に活用できます。
不要なAppleギフトカードを現金化する方法
Appleサービス内での利用を検討しても、やはり使い道が見つからない場合や、現金として自由に活用したいと考える方もいるでしょう。
ここでは、Appleギフトカードを現金に換える主な方法を解説します。
買取サイトを利用して換金する
Appleギフトカードを最も手軽かつ効率的に現金化する方法として、専門の買取サイトの利用が挙げられます。
これらのサイトは、不要になったギフトカードを一定の換金率で買い取り、銀行口座に現金を振り込んでくれるサービスを提供しています。
オンラインで完結するため、自宅にいながら手続きを進められる点が大きなメリットです。
買取サイトの多くは24時間申し込みを受け付けており、即日振込に対応している業者も多いです。
換金率は時期やサイト、カードの種類や額面によって異なりますが、一般的には70%から95%程度の範囲で変動します。
初めて利用する方には、初回限定で換金率を高く設定しているサイトもあるため、上手く活用することでより多くの現金を手に入れられる可能性があります。
買取サイトの利用は、手元に余ってしまったAppleギフトカードを無駄にせず、自身の好きな用途で現金として使えるようになる、実用的な解決策の一つです。
主要の買取サイトを確認するならAppleギフト(iTunesカード)買取サイトおすすめランキングをご覧ください。
フリマアプリやオークションサイトでの売却
Appleギフトカードを現金化するもう一つの方法として、フリマアプリ(メルカリなど)やオークションサイト(ヤフオクなど)での売却があります。
これらのプラットフォームでは、自分で販売価格を設定し、購入希望者が見つかればカードを売却できます。
買取サイトよりも高い換金率での売却を期待できる場合もありますが、以下の点に注意が必要です。
| 特徴 | フリマアプリ・オークションサイト | 買取サイト |
|---|---|---|
| 換金率 | 比較的高めだが、買い手次第 | 安定しているが、相場あり |
| 入金速度 | 買い手が見つかり次第、時間かかる | 即日~数日と比較的早い |
| 手間 | 出品、購入者とのやり取り、発送 | 申し込みフォーム入力のみ |
| 安全性 | 詐欺、トラブルのリスクあり | 信頼できる業者選定が重要 |
| 手数料 | 販売手数料、振込手数料 | 振込手数料のみのことが多い |
フリマアプリやオークションサイトでは、出品や購入者とのやり取り、商品の発送(コード通知の場合も含む)に手間がかかります。
また、個人間取引のため、詐欺やトラブルに巻き込まれるリスクもゼロではありません。
売却が成立するまでに時間がかかることも考慮する必要があります。
手軽さや安全性を重視するなら買取サイト、換金率を最大化したいならフリマアプリ・オークションサイトを検討するのも良いでしょう。
知人や友人に譲渡する
最もシンプルで手軽な方法は、Appleギフトカードを必要としている知人や友人に譲渡することです。
もし身近にApple製品をよく利用する人や、特定のアプリやコンテンツの購入を検討している人がいれば、その人に買い取ってもらう、あるいはプレゼントするという選択肢もあります。
この方法のメリットは、手数料がかからず、最も高い換金率(額面通り)で現金化できる可能性がある点です。
ただし、相手が本当に必要としているかどうか、そして現金での支払いに応じてくれるかどうかを確認する必要があります。
また、金銭のやり取りを伴うため、トラブルにならないよう事前にしっかりと条件を話し合うことが重要です。
身近な人に相談してみることで、意外とスムーズに解決するかもしれません。
Appleギフトカード買取サイトの選び方と利用手順
Appleギフトカードの現金化を検討する際、専門の買取サイトは非常に便利な選択肢です。
しかし、数多くのサイトが存在するため、どれを選べば良いか迷うこともあるでしょう。
このセクションでは、優良な買取サイトを見つけるポイントや、高換金率で買い取ってもらうコツ、そして実際の利用手順について詳しく解説します。
優良な買取サイトを見分けるポイント
買取サイトを選ぶ際には、以下のポイントを参考にしてください。
これらの点を総合的に判断することで、安全で納得のいく取引ができる優良サイトを見つけられます。
- 換金率の明示
サイト上に換金率が明確に表示されているか確認しましょう。高すぎる換金率を謳っているサイトには注意が必要です。相場(70%〜95%程度)から大きく外れる場合は慎重に検討してください。 - 運営会社の情報:
会社の名称、所在地、連絡先(電話番号、メールアドレス)が明記されているかを確認します。これらの情報が不透明なサイトは避けるべきです。 - 口コミや評判:
実際に利用した人の口コミや評判を参考にします。SNSやレビューサイトで「即日入金された」「トラブルなく取引できた」といった肯定的な意見が多いサイトは信頼性が高いと言えます。 - 対応スピード
申し込みから入金までの時間が明記されており、迅速な対応が期待できるサイトを選びましょう。特に急ぎで現金が必要な場合は、即日振込対応の有無が重要です。 - 手数料の有無
振込手数料や事務手数料など、換金率以外にかかる費用が明確に示されているかを確認します。表示された換金率が高くても、手数料で最終的な受取額が減る場合があります。
これらのポイントをしっかり確認し、比較検討することが、優良な買取サイト選びの鍵となります。
高い換金率で買い取ってもらうコツ
Appleギフトカードの現金化において、少しでも高い換金率で買い取ってもらいたいと考えるのは自然なことです。
以下のコツを実践することで、より有利な条件で取引できる可能性が高まります。
- 初回限定キャンペーンを利用する
多くの買取サイトでは、新規顧客獲得のために初回利用時の換金率を通常よりも高く設定しています。初めて利用する場合は、このようなキャンペーンを積極的に活用しましょう。 - 月初以外のタイミングを狙う
経験則として、Appleギフトカードの需要は給料日直後や月初に高まりやすく、それに伴い換金率がわずかに下がる傾向があります。月の半ばや月末など、需要が落ち着く時期を狙うと、換金率が高くなることがあります。 - まとまった金額を買い取ってもらう
高額なギフトカードや、複数枚のカードをまとめて買い取ってもらう場合、単価あたりの換金率が優遇されることがあります。少額のカードを複数持っている場合は、一度に申し込むことを検討してみてください。 - 複数のサイトを比較する
一つのサイトに限定せず、複数の買取サイトの換金率を比較検討することが重要です。サイトによって得意なギフトカードの種類や時期があり、換金率が異なるため、最も高いレートを提示しているサイトを選びましょう。
これらのコツを上手く活用することで、手元に残る現金を最大化できる可能性が高まります。
買取サイト利用時の具体的な流れ
Appleギフトカード買取サイトの利用は、一般的に以下の手順で進められます。
上記のポイントを参考に優良な買取サイトを選び、ウェブサイトの申し込みフォームから必要事項を入力します。氏名、連絡先、銀行口座情報、そして買い取ってもらいたいギフトカードのコードなどが必要です。
多くのサイトでは、古物営業法に基づき本人確認が義務付けられています。運転免許証や健康保険証などの身分証明書をスマートフォンのカメラで撮影し、画像をアップロードする形式が一般的です。
申し込みと本人確認が完了したら、Appleギフトカードの16桁のコードをサイトに送信します。コードを誤って入力しないよう、慎重に行いましょう。
買取サイト側でギフトカードの有効性や残高を確認します。このプロセスは通常数十分から数時間で完了します。
審査が完了し、取引が成立すると、指定した銀行口座に買取代金が振り込まれます。即日振込対応のサイトであれば、申し込んだその日のうちに現金を受け取ることが可能です。
手続きは非常にシンプルで、ほとんどの工程がオンラインで完結します。不明な点があれば、サイトのカスタマーサポートに問い合わせることをためらわないでください。
Appleギフトカードを現金化する際の注意点
Appleギフトカードの現金化は便利な方法ですが、利用にはいくつかの注意点が存在します。
安全かつスムーズに取引を進めるために、これらのポイントをしっかりと把握しておくことが重要です。
詐欺や不正業者から身を守るために
Appleギフトカードの現金化サービスは便利である反面、残念ながら詐欺や不正を働く業者も存在します。
特に、インターネット上には悪質な買取サイトも紛れ込んでいるため、注意が必要です。
- 異常な高換金率に注意:
「換金率99%保証!」など、相場を大きく超えるような高すぎる換金率を謳うサイトには警戒しましょう。現実離れした高条件は、利用者からギフトカードコードだけをだまし取り、入金しないといった詐欺の手口である可能性が高いです。 - 会社情報が不明瞭なサイトは避ける
運営会社の名称、所在地、電話番号といった情報がサイト上に明記されていない、あるいは情報が虚偽である場合は、利用を避けるべきです。信頼できる業者は、企業情報を透明に公開しています。 - 個人情報の取り扱いを確認
申し込み時に提供する個人情報(身分証明書、銀行口座情報など)の取り扱いについて、プライバシーポリシーが明確に示されているかを確認してください。情報が適切に保護される体制が整っているかを確認することは、個人情報漏洩のリスクを避ける上で非常に重要です。
取引前にこれらの点をしっかりと確認し、少しでも不審な点があれば、そのサイトの利用は控えるようにしてください。
換金率の変動と時期的な影響
Appleギフトカードの換金率は、常に一定ではありません。
市場の需要と供給、時期、そして買取サイトのキャンペーンなど、様々な要因によって変動します。
- 時期による変動
一般的に、給料日直後や月初はギフトカードの需要が高まる傾向にあり、買取サイトによっては換金率がわずかに下がる場合があります。一方、月末や月半ばは需要が落ち着き、換金率が上昇することがあります。 - カードの種類と額面
Appleギフトカードは、Apple StoreギフトカードとApp Store & iTunesギフトカードが統合されたものであり、現在は「Appleギフトカード」として統一されています。しかし、額面が小さいものより大きいものの方が、わずかに換金率が高く設定されているケースもあります。 - キャンペーンやイベント
買取サイトが独自のキャンペーンやイベントを実施している時期は、一時的に換金率が高くなることがあります。これらの情報を事前にチェックし、有利なタイミングで申し込むことも重要です。
現金化を検討する際は、複数の買取サイトの換金率を比較し、最も良い条件の時期やサイトを選ぶことが、より多くの現金を手に入れるためのポイントです。
必要となる個人情報とセキュリティ対策
Appleギフトカードの買取サイトを利用する際には、本人確認のためにいくつかの個人情報を提供する必要があります。
これは、犯罪収益移転防止法や古物営業法といった法律に基づき、不正な取引を防止するために義務付けられているものです。
- 本人確認書類
運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなどの公的な身分証明書の提示が必要です。多くの場合、スマートフォンのカメラで撮影した画像をアップロードする形で提出します。 - 銀行口座情報
買取代金の振込先として、自身の銀行口座情報(金融機関名、支店名、口座種別、口座番号、名義)を提供します。 - セキュリティ対策
個人情報やギフトカードコードを送信する際は、サイトがSSL暗号化通信(URLが「https://」で始まる)を使用しているかを確認してください。これにより、データが傍受されるリスクを低減できます。また、パスワードの使い回しを避け、定期的に変更するなどの基本的なセキュリティ対策も重要です。
信頼できる買取サイトは、これらの情報を厳重に管理し、適切に保護しています。不明な点があれば、利用前に必ず問い合わせて確認しましょう。
Appleギフトカードが使えない場所や利用法まとめ
ここからは、Appleギフトカードで使えない代表的な例を明確に解説します。
誤解しやすいポイントばかりなので、しっかり確認しておきましょう。
Amazon・楽天など他社ECの支払いには使えない
Appleギフトカードの残高は、Appleのストアとサービス内でのみ使えます。
Amazonや楽天市場など、他社のECサイトでの支払いには使えません。
似た名称のギフトカードと混同しがちですが、AppleギフトカードはあくまでもAppleの枠内限定です。他のサービスでは利用できないことを覚えておきましょう。
Apple Pay・交通系IC(Suica等)へのチャージには使えない
Apple PayやSuicaなどの交通系ICカードへのチャージには、Apple Account残高を移すことはできません。
これらのチャージは、Walletに登録したクレジットカードや銀行口座などの決済手段で行う仕組みです。
決済経路がまったく別物であるため、残高を使う回避策は存在しません。
ファミリー共有で自分の残高を家族に使わせることはできない(請求は管理者の支払い方法)
ファミリー共有の購入共有機能を有効にしても、自分のApple Account残高を家族に使わせることはできません。
購入共有の仕組みでは、家族の購入はファミリー管理者の登録済み支払い方法に請求されます。
残高の共有とは別の概念であることを理解しておきましょう。
国/地域の異なるApple ID・ストアでは使えない
Appleギフトカードと残高の利用は、国や地域のストアに紐づいています。
そのため、異なる国や地域のApple IDでは使えません。
例えば、アメリカで購入したギフトカードを日本のApple IDで使うことはできません。旅行や留学などで国を跨ぐケースでは、ストアの国設定とカードの発行地域が一致している必要があります。
残高化したカード自体は店頭では使えない(カード現物と残高の運用差)
一度コードを入力してApple Account残高にチャージした後は、そのカード現物を店舗で提示して支払うという使い方はできません。
店頭での支払いとオンライン・アプリでの残高適用は運用が異なります。
決済の場面に応じて方法を使い分ける必要があることを理解しておきましょう。
残高・ギフトカードの”贈与”はできない/チャージ後の返金・出金は不可
Apple Account残高は、第三者に譲渡したり送金したりすることができません。また、コードを登録してしまった後は、返金や出金もできません。
ギフトとして誰かに渡したい場合は、未使用のギフトカードそのものを渡す以外の方法はありません。
一度チャージすると取り返しがつかない点に注意が必要です。
一部の継続課金は開始時に残高が使えない場合がある
サブスクリプションの種類によっては、開始時点でApple Account残高が適用できないケースがあります。
条件はサービスや時期によって変わる可能性があるため、実際の申込み画面の表示に従ってください。
不安な場合は、契約前に支払い方法の表示を確認しましょう。
Appleギフトカードのチャージ方法と使い方
ここでは、Appleギフトカードを実際に使うための基本的な流れと仕組みを解説します。
操作で迷わないように、順を追って説明します。
iPhoneで残高にチャージする手順
iPhoneでAppleギフトカードを残高にチャージする手順は次のとおりです。
「カメラで読み取る」か「手動でコードを入力」の2パターンがあります。カメラでの読み取りは文字通り、iphoneのカメラでギフトコード番号を映すと自動的にスキャンされます。上手くコードが読み取れない場合は手動でコードを入力しましょう。
コード番号の読み取りが完了したら「コードを使う」をタップしましょう。これであなたのアカウントにギフトカードの金額がチャージされます。
登録が完了すると、Apple IDの残高に金額が反映されます。登録後は、カードを現物として使うのではなく、Apple Account残高として扱われます。
一つ注意点としてはアカウントにチャージされた時点で、Appleギフトカードを換金することは不可能になります。現金化を考えている方は注意してください。
支払いの優先順位(残高→登録支払い方法)
App StoreやAppleのオンラインストアで支払いを行う際、まずApple Account残高が優先的に消費されます。
残高が購入金額より少ない場合は、不足分が登録済みのクレジットカードなどの支払い方法に請求されます。
「残高を使い切れないのでは」と心配する必要はありません。残高と他の支払い方法が自動的に組み合わされるため、無駄なく使い切ることができます。
Appleギフトカードを有効期限切れにしないための管理術
「使い道がない」と感じるAppleギフトカードも、有効期限が設定されている場合があります。
特に、キャンペーンなどで付与されたプロモーションコードや、古いタイプのギフトカードには有効期限があることも少なくありません。
せっかくのカードを無駄にしないためにも、適切な管理方法を知っておくことが大切です。
カード残高の確認方法
Appleギフトカードの残高は、いくつかの方法で簡単に確認できます。
定期的に残高をチェックすることで、使い忘れや有効期限切れを防ぐことができます。
- Apple IDへのチャージ
最も確実な方法は、AppleギフトカードのコードをApple IDの残高にチャージしてしまうことです。一度チャージしてしまえば、残高はApple IDに紐づけられ、有効期限を気にする必要がなくなります(一部例外を除く)。残高はApp StoreアプリやiTunes Storeアプリを開き、自身のアイコンをタップすることで確認できます。 - App StoreまたはiTunes Storeから確認
iPhoneやiPadのApp Storeアプリを開き、画面右上にある自分のプロフィールアイコンをタップすると、Apple IDの残高が表示されます。iTunes Storeアプリでも同様に確認可能です。 - Apple公式ウェブサイトで確認:
Appleのウェブサイトにログインし、アカウント管理ページからApple IDの残高を確認することもできます。
チャージ後は、購入履歴とともに残高がいつでも確認できるようになるため、計画的に利用しやすくなります。
複数枚のカードを合算する
もし複数のAppleギフトカードを持っていて、それぞれが少額であるために使い道に困っている場合でも、心配はいりません。
Appleギフトカードは、複数のカードをApple IDの残高にチャージすることで、残高を合算して利用できます。
例えば、1,000円のカードと2,000円のカードを持っている場合、それぞれをApple IDにチャージすれば、合計3,000円として利用可能です。
これにより、少額のカードでは購入できなかった高額なアプリやコンテンツ、あるいはApple製品の購入費用の一部として充てることができます。
複数のカードが手元にある場合は、忘れずに全てをチャージし、一つの大きな残高として管理することをおすすめします。
定期的な利用計画を立てる
Appleギフトカードを有効に活用するためには、漠然と使い道を考えるのではなく、具体的な利用計画を立てることが効果的です。
- ほしい物リストの作成
今後購入したいApple製品、ダウンロードしたい有料アプリ、視聴したい映画、読みたい電子書籍などをリストアップしてみましょう。リストを作成することで、ギフトカードの残高を何に使うべきか明確になります。 - サブスクリプションの支払いに充てる
毎月発生するiCloudストレージやApple Musicなどのサブスクリプション料金に充てることを習慣化すれば、使い忘れることなく着実に残高を減らせます。 - 季節ごとの活用
クリスマスや誕生日、旅行シーズンなど、特定の時期にデジタルコンテンツ(映画や音楽)を大量に購入する予定がある場合は、その費用に充てる計画を立てるのも良いでしょう。
計画的に利用することで、手元にあるAppleギフトカードを最大限に活用し、無駄なく使い切ることが可能になります。
Appleギフトカードをギフトとして再利用する方法
手元にあるAppleギフトカードがどうしても使い道がないと感じる場合、自分自身で消費する以外の方法として、誰かに贈るという選択肢も考えられます。
これは、ギフトカードが本来持つ「ギフト」としての価値を再利用する賢い方法です。
未使用のカードを贈る際のポイント
もし手元にあるAppleギフトカードが完全に未使用(スクラッチ部分を削っていない状態など)であれば、それをそのまま別の誰かに贈ることは可能です。
この際、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。
- 有効期限の確認
特にキャンペーンなどで入手したカードには有効期限が設定されている場合があります。贈る前に必ず有効期限を確認し、期限が近いものは避けるか、その旨を伝えるようにしてください。 - 相手の利用状況
贈る相手がApple製品のユーザーであるか、App StoreやiTunes Storeを頻繁に利用するかどうかを確認することが重要です。相手がAppleサービスをあまり利用しない場合、また使い道に困らせてしまう可能性があります。 - 金額の考慮
贈る相手にとって適切な金額のカードを選ぶことも大切です。あまりにも高額なカードは相手に気を遣わせることもありますし、少額すぎると使い道が限定的になることもあります。
未使用のカードであれば、贈り物としての価値は損なわれません。
ギフトとして喜ばれる渡し方
Appleギフトカードを誰かに贈る場合、ただ渡すだけでなく、少し工夫することでより喜んでもらえるでしょう。
- メッセージを添える
手書きのメッセージカードや、贈る相手が喜びそうな具体的な使い道(「このカードで新しいゲームを買って楽しんでね」「新しいiPadの資金に役立ててね」など)を提案する言葉を添えると、より心のこもった贈り物になります。 - ギフトラッピング
実物のカードであれば、簡単なギフトラッピングを施すだけでも特別感が増します。 - デジタルギフトとして送信
デジタルコード形式のAppleギフトカードであれば、メールやメッセージアプリを通じて直接送信できます。その際も、個人的なメッセージを添えることで、単なるコードの送信ではなく、心温まるギフトとして受け取ってもらえます。
相手の状況や好みに合わせて、最適な渡し方を選ぶことが、ギフトとして再利用する上で成功の鍵となります。
法人利用におけるメリット
Appleギフトカードは、個人間でのギフトとしてだけでなく、法人においても様々なメリットがあります。
- 従業員への福利厚生
従業員へのインセンティブや、誕生日プレゼント、勤続祝いなどの福利厚生としてAppleギフトカードを贈る企業が増えています。従業員はApple製品の購入やデジタルコンテンツの利用に充てられるため、喜ばれます。 - キャンペーン景品
顧客向けのプロモーションやアンケート回答の謝礼として、Appleギフトカードは魅力的な景品となります。幅広い層に人気があり、デジタルで配布しやすいという利点があります。 - 予算管理のしやすさ
あらかじめ金額が固定されているため、予算を管理しやすく、経費精算の手間も比較的少ないです。
法人としてAppleギフトカードを贈る場合は、大量購入による割引が適用される場合もありますので、Appleの法人窓口に問い合わせてみることをおすすめします。
適切な使い方をすることで、個人だけでなく法人にとっても大きなメリットをもたらすツールとなり得ます。
Appleギフトカードの使い道に関するよくある質問
Appleギフトカードの使い道について、多くのユーザーが抱く疑問とその回答をまとめました。
- Appleギフトカードの有効期限はありますか?
-
日本のAppleギフトカードには、原則として有効期限はありません。
一度チャージしたApple IDの残高も同様です。
ただし、キャンペーンなどで配布される一部のプロモーションコードには有効期限が設定されている場合があるので、取得経路を確認することをおすすめします。
- AppleギフトカードはApple以外のサービスでも使えますか?
-
Appleギフトカードは、Apple製品の購入、App Store、iTunes Store、iCloudなどのAppleが提供するサービスでのみ利用可能です。
コンビニや他社のオンラインストアなど、Apple以外のサービスでは利用できません。
- Apple PayやSuicaに回せますか?
-
回せません。Apple PayやSuicaへのチャージは、Walletに登録したクレジットカードなどで処理される別の仕組みです。
- ギフトカードの残高はどこで確認できますか?
-
AppleギフトカードのコードをApple IDにチャージした後、iPhoneやiPadのApp StoreアプリまたはiTunes Storeアプリを開き、画面右上のプロフィールアイコンをタップすると残高が表示されます。
Appleの公式ウェブサイトからも確認できます。
- 買い取ってもらう際に必要なものはありますか?
-
Appleギフトカードを専門の買取サイトで現金化する場合、一般的に本人確認書類(運転免許証や健康保険証など)と、買取代金の振込先となる銀行口座情報、そしてギフトカードの16桁のコードが必要です。
- 買取サイトを利用するとどれくらいで入金されますか?
-
多くの優良買取サイトは、申し込みと本人確認、ギフトカードコードの確認が完了した後、即日から数時間以内には指定の銀行口座へ入金してくれます。
ただし、サイトや混雑状況、銀行の営業時間によって多少前後することがあります。
- 家族に残高を分けられますか?
-
分けられません。ファミリー共有の購入共有は、請求先がファミリー管理者の支払い方法になる仕様であり、残高の共有ではありません。
- 海外で買ったカードは使えますか?
-
基本的に使えません。カードとストアの国や地域が一致している必要があります。
- アカウントチャージ後に現金へ戻せますか?
-
戻せません。一度Apple IDにチャージした残高は、返金や出金ができない仕様です。
Appleギフトカードの使い道がないなら換金するのがおすすめ
Appleギフトカードは、Apple製品やサービスの購入や課金に限定され、状況によっては使い道がない方もいるでしょう。
使い道がない場合は、現金化にして購入できる商品やサービスの幅を広げられます。
しかし、Appleギフトカードの買取を行っている金券ショップはほぼないため、Web完結のギフト券買取サイトの利用がおすすめです。
Appleギフトカードなら80~90%の買取率で現金化でき、24時間365日いつでも買取対応しているため、申込から最短30分で振込まで行ってくれます。
ただし、現金化できるのは未使用のAppleギフトカードのみで、既にAppleIDへチャージしたギフトカードは利用できない点は注意しましょう。
