WAONを現金化する方法！ポイントも残高も換金できる裏ワザ

WAONにチャージした残高や貯まったポイントは、公式には現金に戻せませんが、ギフトカード購入や商品転売などの方法を使えば現金化できます。

最も効率的なのはミニストップでAppleギフトカードを購入して買取サイトで売却する方法で、換金率85〜99%、最短30分で即日現金化が可能です。

ただし、方法によって換金率・所要時間・難易度が大きく異なるため、あなたの状況に合った方法を選ぶ必要があります。

WAONを現金化する方法一覧【換金率・スピード比較表付き】

WAONを現金化する方法は大きく分けて4つあり、それぞれ換金率と所要時間が異なります。

最も効率が良いのはミニストップでAppleギフトカードを購入して買取サイトで換金する方法で、換金率85〜99%、最短30分で現金化できます。

以下の比較表で、各方法の特徴を確認してください。

現金化方法	換金率	現金化スピード	難易度	おすすめ度
ギフトカード購入→買取	85〜99%	最短30分（即日）	★☆☆	★★★
レターパック購入→転売	70〜80%	3〜7日	★★☆	★★☆
商品購入→買取	50〜80%	即日〜7日	★★★	★☆☆
返金処理	–	–	–	非推奨

この表を見れば、あなたの優先順位に合わせた方法を選べます。

ミニストップでギフトカードを購入して買取サイトで換金する方法

ミニストップは全国のコンビニで唯一、WAONでギフトカードが購入できる店舗です。

Appleギフトカードを購入して買取サイトで売却すれば、換金率85〜99%で即日現金化できます。

バリアブルタイプなら1円単位で金額を指定できるため、WAON残高を端数まで使い切れるのも大きなメリットです。

以下で具体的な手順を解説します。

ミニストップでWAONを使ってAppleギフトカードを購入する手順

ミニストップでのAppleギフトカード購入は、わずか5ステップで完了します。

バリアブルタイプを選べば、WAON残高が中途半端な金額でも1円単位で購入できるため、無駄なく現金化できます。

以下の手順に従って進めてください。

1. 最寄りのミニストップへ行く
2. レジ付近のギフトカード売り場でAppleギフトカード（バリアブルタイプ推奨）を選ぶ
3. バリアブルタイプの場合、レジで希望金額（1,000円〜100,000円）を店員に伝える
4. レジでWAONでの支払いを選択する
5. カードまたはスマホアプリをリーダーにかざして決済完了

購入可能なAppleギフトカードの種類は以下の通りです。

タイプ	金額	特徴
固定額カード	1,500円、3,000円、5,000円、10,000円	決まった金額のみ
バリアブルカード	1,000円〜100,000円（1円単位）	自由に金額を指定できる

バリアブルタイプなら、WAON残高が4,567円のような中途半端な金額でも無駄なく使い切れます。

Appleギフトカードを買取サイトで換金する流れ

購入したAppleギフトカードは、オンライン買取サイトで最短30分で現金化できます。

スマホとネット環境があれば店舗に行く必要がなく、自宅で手続きが完結します。

以下の6ステップで換金手続きを進めてください。

1. 買取サイトにアクセスし「買取申込」ボタンをクリック（所要時間1分）
2. Appleギフトカードのコード番号を入力（所要時間1分）
3. 氏名・電話番号・メールアドレス・振込口座情報を入力（所要時間3分）
4. 身分証明書（運転免許証・マイナンバーカード等）の写真をアップロード（所要時間2分）
5. 入力内容を確認して申込完了（所要時間1分）
6. 買取完了後、指定口座に買取金額が振り込まれる（所要時間5分〜2時間）

申込から入金までトータル30分〜3時間程度で完了するため、急ぎの場合でも対応できます。

おすすめのAppleギフトカード買取サイトと換金率

買取サイトによって換金率や振込スピードが大きく異なるため、比較して選ぶことが重要です。

以下の表で主要3サイトの特徴を比較しました。

LINE友達登録やキャンペーン適用で換金率がアップするサイトもあるため、申込前に必ず確認してください。

サイト名	換金率	振込時間	振込手数料	特徴
買取おーきに	最大99%	最短15分	無料	LINE登録で+1%、営業時間9:00〜22:00
バイソク	85%前後	最短5分	無料	LINE登録で+1%、24時間申込可能
ギフトグレース	90%前後	最短30分	無料	初回利用で+2%、年中無休

初めて利用する場合は、換金率と振込スピードのバランスが良い「買取おーきに」がおすすめです。

レターパック・切手を購入して転売する方法

レターパックや切手はWAONで購入でき、フリマサイトやヤフオクで転売することで換金できます。

換金率は70〜80%程度で、ギフトカード方式より低くなりますが、出品から落札まで3〜7日程度かかります。

フリマサイトを普段から利用している方や、時間に余裕がある方に向いている方法です。

以下で購入方法と転売手順を詳しく解説します。

WAONで購入できる郵便商品と購入可能店舗

WAONで購入できる郵便商品は、レターパック・切手・はがきの3種類です。

単価が高いレターパックを購入する方が効率的で、1回の取引で現金化できる金額も大きくなります。

購入可能な店舗は以下の3つです。

• ミニストップ（全国約2,000店舗）
• ローソン（一部店舗のみ、事前確認必須）
• 郵便窓口（イオン内の郵便局など一部でWAON対応）

購入できるレターパックの種類と価格は以下の通りです。

商品名	価格	特徴
レターパックプラス	520円	厚さ制限なし、対面配達
レターパックライト	370円	厚さ3cm以内、ポスト投函

レターパックプラスの方が単価が高く、まとめて出品する際も送料を抑えられるため、現金化に適しています。

レターパックをフリマサイトで転売する手順

レターパックはメルカリ・ヤフオクなどで原価の80〜90%程度で売却できます。

1点ずつ出品するより、3〜5枚セットでまとめて出品する方が売れやすく、送料も節約できます。

以下の5ステップで転売手続きを進めてください。

1. メルカリまたはヤフオクにログインし、出品ページを開く
2. レターパックの写真を撮影（未使用であることが分かるよう撮影）
3. タイトルに「レターパックプラス 5枚セット」など枚数を明記
4. 価格を原価の80〜85%程度に設定（例：520円×5枚=2,600円→2,200円で出品）
5. 出品完了後、購入されたら普通郵便で発送

売れやすくするコツは以下の3点です。

• 複数枚セットで出品する（3〜5枚が最も売れやすい）
• 商品説明に「未使用」「即日発送」と明記する
• 相場より50〜100円安く設定する

出品から売却まで平均3〜5日、入金まで含めると7日程度かかります。

切手・はがきの換金方法と注意点

切手やはがきもレターパックと同様に転売できますが、単価が低いため大量に購入する必要があります。

金券ショップでの買取も可能ですが、買取率は額面の80〜90%程度です。

以下が切手・はがきの買取相場です。

商品	額面	金券ショップ買取率	フリマ売却率
普通切手（84円）	84円	80〜85%	85〜90%
はがき（63円）	63円	80〜85%	85〜90%
レターパック（520円）	520円	75〜80%	80〜85%

注意点として、以下の3つを覚えておいてください。

• 金券ショップは身分証明書の提示が必須
• 切手は額面が高い方が買取率が良い傾向
• フリマサイトの方が高値で売れるが時間がかかる

時間に余裕がある場合はフリマサイト、すぐに現金化したい場合は金券ショップを選びましょう。

換金性の高い商品を購入して買取業者に売却する方法

WAONで換金性の高い商品を購入し、買取業者に売却することで現金化できます。

換金率は商品によって50〜80%と幅があり、ゲーム機や家電は比較的高値で買い取ってもらえます。

ただし、商品の選定ミスや市場価格の変動で損失が出るリスクもあるため、慎重に商品を選ぶ必要があります。

以下で換金率の高い商品と、買取までの流れを解説します。

換金率が高いおすすめ商品リスト

換金率が高い商品は、需要が安定していて中古市場でも人気のあるものです。

以下の表で、カテゴリ別のおすすめ商品と目安換金率をまとめました。

WAON残高の上限が50,000円なので、その範囲内で購入できる商品を選んでください。

商品カテゴリ	具体例	換金率目安	難易度
ゲーム機	Nintendo Switch、PlayStation 5	70〜85%	★☆☆
ゲームソフト	人気新作タイトル	60〜80%	★★☆
家電	イヤホン、スマートウォッチ	60〜75%	★★☆
美容家電	ヘアドライヤー、美顔器	55〜70%	★★☆
ブランド小物	財布、キーケース（5万円以内）	50〜70%	★★★

最も安定して高い換金率が期待できるのは、Nintendo Switchなどの人気ゲーム機です。

買取業者での査定から換金までの流れ

商品を購入したら、買取業者に持ち込んで査定を受けます。

実店舗がある買取業者なら、査定から現金受け取りまで30分〜1時間で完了し、即日現金化できます。

以下の4ステップで買取手続きを進めてください。

1. イオンモール内などでWAONを使って商品を購入
2. 近くの買取業者（ゲオ、BOOKOFF、リサイクルショップ等）に商品を持ち込む
3. 店頭で査定を受ける（所要時間10〜30分）
4. 査定額に納得したら身分証を提示し、その場で現金を受け取る

即日現金化するための条件は以下の3つです。

• 実店舗のある買取業者を利用する
• 営業時間内（通常10:00〜20:00）に持ち込む
• 身分証明書を持参する

宅配買取は送料無料の業者が多いですが、入金まで3〜7日かかります。

フリマアプリで高値転売するコツ

買取業者より高値で売りたい場合は、メルカリやヤフオクで転売する方法もあります。

購入価格より高く売れる可能性もありますが、出品から売却・入金まで1〜2週間かかることが一般的です。

以下の5つのコツを押さえれば、高値で売れる確率が上がります。

• 購入後すぐに出品する（新品・未使用の状態で売る）
• 商品写真は明るい場所で複数枚撮影する（最低4枚）
• タイトルに型番・色・状態を明記する（例：「新品未開封 Nintendo Switch 有機ELモデル ホワイト」）
• 説明文に付属品の有無、購入日、保証書の有無を詳しく書く
• 相場価格より500〜1,000円安く設定する（相場はメルカリで同じ商品を検索して確認）

売上金の入金には、メルカリなら売却後1〜2日（メルペイ）、銀行振込なら5〜10日かかります。

商品の返金処理を利用する方法（非推奨）

WAONで購入した商品を返品して現金で返金してもらう方法は、理論上は可能ですが強く非推奨です。

現在は購入時の決済方法で返金されるため、WAONで購入した場合はWAON残高に戻り、現金化できません。

仮に返金処理で現金化できたとしても、モラルに反する行為であり、店舗に迷惑をかけることになります。

この方法は絶対に使わないでください。

WAONポイントを現金化する方法

WAONで買い物をすると200円ごとに1ポイント貯まるWAONポイントも、現金化できます。

ポイントをWAON残高にチャージしてからギフトカードを購入する方法や、商品券に交換してから換金する方法など、4つの選択肢があります。

WAONポイントをWAON残高にチャージして現金化する

WAONポイントは、1ポイント=1円でWAON残高にチャージできます。

チャージ後は通常のWAON残高として使えるため、本記事で紹介したギフトカード購入などの方法で現金化できます。

チャージは全国のイオンやWAONステーション、スマホアプリから簡単に行えます。

以下の手順でポイントチャージを実施してください。

1. WAONステーション（イオン店内に設置）またはスマホアプリ（iPhone：WAONステーション、Android：モバイルWAON）を開く
2. 「ポイントチャージ」メニューを選択
3. チャージしたいポイント数を入力（最低1ポイントから可能）
4. 確認画面で内容を確認し、チャージ実行
5. チャージ完了後、WAON残高が増加したことを確認

チャージ可能な端末・場所は以下の通りです。

• WAONステーション（イオン、マックスバリュなど全国約12,000台）
• イオン銀行ATM
• WAONチャージャーmini
• モバイルWAONアプリ（Android）
• WAONステーションアプリ（iPhone）
• iAEONアプリ

スマホアプリなら、自宅で24時間いつでもチャージできるため便利です。

ポイント交換で商品券・ギフトカードに交換して換金する

WAONポイントは、イオンウォレットアプリや暮らしのマネーサイトから商品券やギフトカードに交換できます。

交換には手数料250ポイントがかかりますが、JCBギフトカードやイオン商品券なら金券ショップで額面の95〜98%で換金できます。

1,000ポイント以上貯まっている場合は、この方法も検討する価値があります。

以下が主な交換先と必要ポイント数です。

交換先	必要ポイント	金券ショップ換金率	おすすめ度
イオン商品券（1,000円分）	1,000pt	95〜98%	★★★
JCBギフトカード（1,000円分）	1,000pt	95〜98%	★★★
カスミ商品券（1,000円分）	1,000pt	90〜95%	★★☆
ワタミグループお食事券（2,000円分）	2,000pt	85〜90%	★☆☆
イオンシネマペア鑑賞券	3,600pt	80〜85%	★☆☆

JCBギフトカードやイオン商品券は、全国の金券ショップで高い換金率で買い取ってもらえます。

dポイントに移行して現金化する方法

dポイントクラブに入会している方は、WAONポイントをdポイントに等価交換できます。

dポイントに移行後、dカードプリペイドにチャージすれば、1ポイント=1円として使えます。

ただし、ポイント反映まで1〜2ヶ月かかるため、すぐに現金化したい場合には不向きです。

以下の6ステップでdポイントへの移行手続きを進めてください。

1. 暮らしのマネーサイトにログイン
2. 「ポイント交換」メニューを選択
3. 「他社ポイント移行」を選択
4. 「dポイントへ交換」を選択
5. dポイントクラブ会員番号（15桁）を入力
6. 交換ポイント数を入力し、申込完了

dポイント移行のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

• 等価交換（1WAONポイント=1dポイント）で手数料不要
• dカードプリペイドで実質現金同様に使える
• コンビニ・ドラッグストアなど幅広い店舗で利用可能

デメリット

• 反映まで1〜2ヶ月かかる
• 1,000ポイント以上から交換可能
• dポイントクラブ会員登録が必須

時間に余裕があり、dポイントを普段から使っている方におすすめの方法です。

複数カードのWAONポイントを合算して現金化する

イオン系列の複数のカードを持っている場合、貯まったポイントを1つにまとめることができます。

WAONポイント・WAON POINT・ときめきポイントの3種類がありますが、いずれもWAONポイントに合算可能です。

合算することで、単独では商品券交換に届かなかった少額ポイントも有効活用できます。

以下が3種類のポイントの違いです。

ポイント名	貯まる条件	レート	特徴
WAONポイント	電子マネーWAONで支払い	200円=1pt	最も基本的なポイント
WAON POINT	現金払い時にWAON POINTカード提示	200円=1pt	カード提示のみで貯まる
ときめきポイント	イオンカード（クレジット）利用	200円=1pt	クレジット決済で貯まる

合算手続きは、イオンウォレットアプリまたは暮らしのマネーサイトから行えます。

WAONクレジットカード一体型で現金化する方法

WAON機能付きクレジットカード（イオンカード等）を持っている方は、オンラインストアでAppleギフトカードを購入できます。

通常のWAONと異なり、クレジット決済扱いになるため、ミニストップに行かなくてもApple StoreやAmazonで購入可能です。

オンラインストアでAppleギフトカードを購入する手順

クレジット機能付きWAONカードなら、Apple Store、Amazon、楽天市場などのオンラインストアでAppleギフトカードを購入できます。

自宅で24時間いつでも購入でき、メールでコードが届くため、買取サイトへの申込もスムーズです。

以下の7ステップで購入手続きを進めてください。

1. Apple Store公式サイト（またはAmazon・楽天市場）にアクセス
2. 「ギフトカード」ページを開く
3. 「Eメールで送信」を選択（コードがメールで届く）
4. 金額を選択（1,000円〜50,000円から選択）
5. 受取人のメールアドレスに自分のアドレスを入力
6. 支払い方法でWAON機能付きクレジットカードを選択
7. 購入完了後、数分以内にメールでコードが届く

各オンラインストアの特徴は以下の通りです。

ストア名	最低購入額	配信時間	ポイント還元
Apple Store	1,000円	即時〜5分	なし
Amazon	1,000円	即時〜5分	Amazonポイント0.5%
楽天市場	1,500円	即時〜10分	楽天ポイント1%

ポイント還元を考慮すると、楽天市場での購入が最もお得です。

クレジット機能を活用した現金化の具体的な流れ

クレジット機能を使った現金化は、購入から換金まで最短30分で完了します。

通常のWAON現金化と異なり、WAON残高の上限（50,000円）に縛られず、クレジット限度額まで購入できるのが大きなメリットです。

以下の5ステップで現金化を進めてください。

1. オンラインストアでAppleギフトカードを購入（所要時間5分）
2. メールでコードを受け取る（所要時間1〜5分）
3. 買取サイトにアクセスし、コードを入力して申込（所要時間5分）
4. 身分証明書をアップロードして審査完了を待つ（所要時間10〜30分）
5. 指定口座に買取金額が振り込まれる（所要時間5分〜2時間）

通常のWAON現金化との比較は以下の通りです。

項目	通常のWAON	クレジット一体型WAON
購入場所	ミニストップ店舗	オンラインストア
上限額	50,000円	クレジット限度額
所要時間	店舗往復含め1時間〜	自宅で30分〜
営業時間	店舗営業時間内	24時間購入可能

自宅で完結し、時間も場所も選ばずに現金化できる点が最大のメリットです。

WAONの種類とタイプ別現金化の可否

WAONには6種類のカードタイプがあり、それぞれ特徴や現金化の難易度が異なります。

また、カード型とモバイル型では利用できる店舗や機能に違いがあるため、自分の持っているタイプを確認してください。

WAONカードの種類一覧と特徴

WAONカードは大きく分けて6種類あり、それぞれ発行元や付帯機能が異なります。

どの種類でも現金化は可能ですが、クレジット機能付きカードはオンライン購入ができるため、より便利です。

以下の表で各カードの特徴を確認してください。

カード種類	特徴	入手方法	発行手数料	現金化難易度
WAONカード	通常のWAONカード	イオン店頭、ミニストップ等	300円	★☆☆
WAONカードプラス	オートチャージ機能付き	イオン店頭	300円	★☆☆
クレジットカード一体型	イオンカードにWAON機能付き	オンライン申込	無料	★☆☆（オンライン購入可）
キャッシュカード一体型	イオン銀行キャッシュカード+WAON	オンライン申込	無料	★☆☆
提携WAONカード	他企業と提携（JMB WAON等）	提携先・イオン店頭	無料〜300円	★☆☆
日本の国立公園WAON	国立公園支援カード	イオン店頭	300円	★☆☆

最も発行しやすいのはWAONカードで、イオンやミニストップで即日発行できます。

カード型とモバイルタイプの違い

WAONにはカード型と、スマホで使えるモバイルタイプの2種類があります。

モバイルタイプはスマホ1台で管理でき、チャージやポイント確認もアプリで完結するため便利です。

ただし、iPhoneとAndroidで対応アプリが異なる点に注意が必要です。

以下の比較表で、カード型とモバイル型の違いを確認してください。

項目	カード型	モバイルタイプ
発行方法	店頭で即日発行	アプリダウンロード
発行手数料	300円	無料
チャージ方法	店頭・WAONステーション・イオン銀行ATM	アプリ・オンライン
残高確認	WAONステーション・レシート	アプリでいつでも確認
ポイントチャージ	WAONステーション	アプリで即時
紛失時	残高補償なし	機種変更時に残高移行可能
対応OS	–	iPhone：WAONステーションアプリ / Android：モバイルWAON

モバイルタイプは、アプリで残高・ポイントをリアルタイム確認でき、ポイントチャージも自宅で完結します。

WAON残高とWAONポイントの違いと使い分け

WAON残高とWAONポイントは名前が似ていますが、全く別のものです。

残高は事前にチャージした電子マネーそのもので、ポイントは買い物で貯まる特典です。

混同しないよう、以下の表で違いを整理してください。

項目	WAON残高	WAONポイント
性質	電子マネー（前払い）	ポイント（後付け特典）
貯まり方	チャージして増やす	買い物200円ごとに1pt
使い方	そのまま支払いに使える	チャージしてから使う
有効期限	最終利用から10年	1年間（毎年3月末リセット）
上限額	50,000円	上限なし
現金化	ギフトカード購入等で可能	チャージ後にギフトカード購入

ポイントは自動的に残高に変換されないため、定期的にチャージ手続きをしないと失効してしまいます。

チャージしたWAON残高を直接現金に戻せない理由

WAONに一度チャージした金額は、公式の方法では現金に戻せません。

これは資金決済法という法律で電子マネーの払い戻しが制限されているためで、WAONに限らず、Suica・nanaco・楽天Edyなども同様です。

WAONの公式ルールと払い戻し不可の背景

WAON公式サイトには、「一度チャージ（入金）された電子マネーは、返金することはできません（現金に換えることはできません）」と明記されています。

これは資金決済法第20条で、電子マネー事業者は原則として払い戻しを拒否できると定められているためです。

電子マネーは「前払式支払手段」として法律で管理されており、一度チャージすると現金ではなく「電子的な価値」に変換されます。

払い戻しを認めると、マネーロンダリング（資金洗浄）や脱税に悪用されるリスクがあるため、法律で厳しく制限されているのです。

以下が払い戻し不可の主な理由です。

• 資金決済法で払い戻し拒否が認められている
• マネーロンダリング防止のため
• 電子マネー事業者の運営コスト削減のため

WAON以外の主要電子マネーも、同様に払い戻しができません。

現金化方法を活用する必要性

公式に現金に戻せないからこそ、本記事で紹介した方法を使う必要があります。

WAONの残高が中途半端に余っている、引っ越しでイオンが近くになくなった、急にまとまった現金が必要になったなど、様々な理由で現金化したいニーズがあります。

ギフトカード購入や商品転売といった方法は、法的に問題なく、多くの人が実際に利用している実用的な手段です。

以下が本記事の現金化方法の利点です。

• 公式に払い戻しできない残高を有効活用できる
• 換金率85〜99%で最小限の損失に抑えられる
• 最短30分で即日現金化できる方法もある

ただし、換金率100%にはならないため、可能であればWAONをそのまま買い物に使う方がお得です。

WAONを現金化するメリット

WAONを現金化することで、使い道のない残高を有効活用でき、急な出費にも対応できます。

カードローンやキャッシングと違って借金ではないため、返済の心配もありません。

余っている残高やポイントを有効活用できる

WAONの残高やポイントが中途半端に残っていても、使い道がなければ死蔵状態になってしまいます。

引っ越しで近くにイオンがなくなった、WAONを使う機会が減った、ポイントの有効期限が迫っているなど、様々な理由で使いづらくなることがあります。

現金化すれば、どこでも自由に使えるお金に変えられます。

以下のような状況で特に有効です。

• イオン系列店舗が近くになく、WAONを使う機会がない
• WAON残高が数百円〜数千円と中途半端に残っている
• WAONポイントの有効期限（3月末）が迫っている
• 複数のWAONカードに少額ずつ残高が分散している

残高が少額でも、バリアブルタイプのAppleギフトカードなら1円単位で使い切れます。

急な出費に即日対応できる

冠婚葬祭や医療費など、急にまとまった現金が必要になる場面は誰にでもあります。

ギフトカード方式なら、ミニストップでAppleギフトカードを購入し、買取サイトで売却すれば最短30分で現金化できます。

銀行ATMが近くにない、休日で銀行が営業していないといった状況でも、24時間営業のミニストップと買取サイトを使えば対応可能です。

以下のような緊急時に役立ちます。

• 週末や祝日で銀行が営業していない
• 急な冠婚葬祭でご祝儀・香典が必要
• 医療費や交通費など予定外の出費が発生
• クレジットカードの引き落とし直前で口座残高が不足

買取サイトは土日祝日も営業しているところが多く、深夜・早朝以外ならほぼ即日対応してくれます。

借金せずに現金を手に入れられる

消費者金融やカードローンで借りると、年利15〜18%の利息が発生し、返済の負担が大きくなります。

WAONの現金化は自分の持っている残高を換金するだけなので、借金ではなく返済義務もありません。

換金率85〜99%なので1〜15%程度の損失は出ますが、それでもカードローンの利息より遥かに低コストです。

以下の表で、1万円を調達する場合のコストを比較しました。

方法	必要な元手	損失・利息	返済義務
WAON現金化（換金率90%）	WAON残高11,111円	1,111円（10%）	なし
カードローン（年利18%・30日後返済）	–	148円（初回のみ）	あり（返済必須）
カードローン（年利18%・1年後返済）	–	1,800円	あり（返済必須）

短期的にはカードローンの方が安く見えますが、返済が遅れると利息が膨らみ、信用情報にも傷がつきます。

WAONを現金化するデメリットと注意点

WAON現金化には、換金率の損失や時間的制約など、いくつかのデメリットもあります。

事前に注意点を把握して、後悔しない選択をしてください。

換金率は100%にならず損失が発生する

WAONを現金化すると、どの方法でも換金率100%にはならず、必ず1〜50%の損失が発生します。

最も効率の良いギフトカード方式でも換金率85〜99%なので、1〜15%は手数料として引かれると考えてください。

例えば、WAON残高10,000円を換金率90%で現金化すると、手元に入るのは9,000円で、1,000円の損失です。

以下の表で、方法別の損失額をシミュレーションしました。

方法	WAON残高10,000円の場合	換金額	損失額
ギフトカード（換金率90%）	10,000円	9,000円	1,000円
レターパック転売（換金率75%）	10,000円	7,500円	2,500円
商品買取（換金率60%）	10,000円	6,000円	4,000円

損失を最小限に抑えるための対策は以下の3つです。

• 換金率の高いギフトカード方式を選ぶ
• 複数の買取サイトを比較して最も高いところを選ぶ
• LINE登録などのキャンペーンを活用して換金率をアップさせる

可能であれば、WAONをそのまま買い物に使う方が損失ゼロで最もお得です。

WAONで購入できない商品がある

WAON対応店舗でも、一部の商品はWAONで購入できない場合があります。

特にコンビニでは、ギフトカードは基本的に現金払いのみで、WAONが使えるのはミニストップだけです。

事前に確認せずに店舗に行くと、無駄足になる可能性があります。

以下が主な購入制限です。

• セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンではギフトカードをWAONで購入できない
• タバコ・切手・はがき・年賀状は店舗によってWAON不可の場合がある
• 公共料金の支払いはWAON不可
• 一部の金券類（商品券・ビール券等）はWAON不可

確認方法は以下の2つです。

• 店舗に電話で「WAONでギフトカードを購入できますか？」と確認する
• WAON公式サイトの「使えるお店」ページで対応店舗を確認する

ミニストップなら確実にAppleギフトカードをWAONで購入できます。

現金化までに時間がかかる場合がある

現金化の方法によって、現金が手に入るまでの時間が大きく異なります。

ギフトカード方式なら最短30分ですが、フリマサイトでの転売は出品から入金まで1週間以上かかることもあります。

急ぎの場合は、必ず即日対応可能な方法を選んでください。

以下の表で、方法別の所要時間を比較しました。

方法	所要時間	即日現金化
ギフトカード→買取サイト	30分〜3時間	可能
レターパック→金券ショップ	1〜2時間	可能（営業時間内）
レターパック→フリマサイト	3〜7日	不可
商品購入→買取業者	1〜3時間	可能（営業時間内）
商品購入→フリマサイト	1〜2週間	不可

即日現金化するためには、以下の条件を満たす必要があります。

• ギフトカード方式を選ぶ
• 営業時間内（9:00〜22:00程度）に申し込む
• 身分証明書を事前に準備しておく

深夜・早朝は買取サイトの対応が遅れる場合があるため、日中の申込が確実です。

身分証明書の提示が必須になる

買取サイトや金券ショップでギフトカード・商品券を売却する際は、古物営業法により身分証明書の提示が義務付けられています。

身分証がないと、どの買取業者も取引を受け付けてくれません。

運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれかを必ず用意してください。

以下が本人確認で使える身分証明書です。

• 運転免許証（最も一般的、有効期限内のもの）
• マイナンバーカード（通知カードは不可）
• パスポート（有効期限内のもの）
• 健康保険証（補助書類として住民票や公共料金領収書が必要な場合あり）
• 住民基本台帳カード（顔写真付き）

オンライン買取サイトの場合、身分証の写真をスマホで撮影してアップロードするだけで完了します。

WAON残高の上限は5万円まで

WAONの残高上限は50,000円と決まっており、それ以上はチャージできません。

そのため、1回で現金化できる金額も最大50,000円（換金率90%なら45,000円程度）が限度です。

それ以上の金額を現金化したい場合は、複数回に分けて実施する必要があります。

以下が上限に関する注意点です。

• 一部のWAONカードは初期設定で上限20,000円になっている
• 上限20,000円のカードは、イオン店頭のWAONステーションで50,000円に変更可能
• 変更は無料で即日完了
• 50,000円以上を現金化したい場合は、複数回に分けて実施

複数回実施する際の対策は以下の2つです。

• 1回目の現金化が完了してから、再度WAONにチャージして2回目を実施
• 複数のWAONカードを用意して、それぞれで現金化する

WAON残高50,000円を1度に使い切りたい場合は、バリアブルタイプのAppleギフトカード50,000円分を購入してください。

WAONの現金化でよくある質問

さいごにWAON・WAONポイントを現金化するときによくある質問に回答します。

WAONを即日で現金化することはできますか？

はい、ミニストップでAppleギフトカードを購入し、買取サイトで売却すれば最短30分で即日現金化できます。

買取サイトの営業時間（通常9:00〜22:00）内に申し込み、身分証明書を準備しておけば、その日のうちに指定口座に振り込まれます。

ただし、深夜・早朝や年末年始は対応が遅れる場合があるため、日中の申込が確実です。

WAONの現金化は違法ですか？

いいえ、WAON自体の現金化は違法ではありません。

電子マネーで購入したギフトカードや商品を転売する行為は、法律で禁止されておらず、多くの人が日常的に行っています。

ただし、クレジットカードのショッピング枠を現金化目的で使うと、カード会社の規約違反となり、カード利用停止や一括請求のリスクがあるため注意してください。

WAONは最高いくらまで現金化できますか？

WAON残高の上限が50,000円のため、1回で現金化できる最高額は50,000円です。

換金率90%で計算すると、実際に手に入る現金は約45,000円になります。

50,000円以上を現金化したい場合は、1回目の現金化完了後に再度WAONにチャージして、複数回に分けて実施してください。

WAONからPayPayにチャージできますか？

いいえ、電子マネーWAONから直接PayPayにチャージすることはできません。

ただし、WAONクレジットカード一体型（イオンカード等）を持っている場合は、クレジットカードとしてPayPayに登録し、PayPayクレジット（旧あと払い）として利用できます。

また、WAONポイントをdポイントに移行してから、dポイントをPayPayにチャージする方法もありますが、手間がかかるため現実的ではありません。

WAONポイントは1つにまとめられますか？

はい、イオンウォレットアプリまたは暮らしのマネーサイトから、複数のカードに貯まったWAONポイントを1つにまとめられます。

ただし、合算できるのはカード名義人が同一の場合に限られます。

合算手順は、アプリまたはサイトにログインし、「ポイント合算」メニューから合算したいカードを選択するだけで完了します。

WAONを現金化するなら自分の状況にあった方法を選ぶ

WAONの現金化は、公式には払い戻しができない残高やポイントを有効活用できる実用的な方法です。

最もおすすめなのは、ミニストップでAppleギフトカードを購入し、買取サイトで売却する方法で、換金率85〜99%、最短30分で即日現金化できます。

レターパック転売や商品買取も選択肢ですが、換金率が低かったり時間がかかったりするため、ギフトカード方式が最も効率的です。

以下の表で、状況別におすすめの方法をまとめました。

あなたの状況	おすすめ方法
とにかく早く現金化したい	ギフトカード購入→買取サイト
換金率を重視したい	ギフトカード購入→買取サイト（複数サイト比較）
フリマサイトに慣れている	レターパック購入→メルカリ・ヤフオク転売
WAONポイントが貯まっている	ポイントチャージ→ギフトカード購入
クレジット一体型カードを持っている	オンラインストアでギフトカード購入

ただし、どの方法も換金率100%にはならず、1〜50%の損失が発生するため、可能であればWAONをそのまま買い物に使う方がお得です。

急な出費や引っ越しなど、どうしても現金が必要な場合にのみ、本記事の方法を活用してください。